THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE


耳につくチェーンソーの音。若者の悲鳴。叫んでも助けはこない。
恐怖に脅える若者の前に現れる人々は皆、グルなんだから・・・。
主人公たち5人はライブに行く最中、道路をフラフラとしていた
不思議な少女と出会う。エリン(主人公)はただならぬ雰囲気を
悟り彼女を車に乗せ病院に向かおうとするが。走行中、股ぐらから
ピストルを取り出したかと思った瞬間、彼女は自分の口に拳銃を
当てがい引き金を引いてしまった。一瞬にして皆恐怖に落ちた。
パニックになった5人は車から飛び出す。返り血を必死に拭く。
しかし辺りは何もない。ただ長い長い道が続いている。
彼等は仕方なく頭を打ち抜いた死体を乗せたままガソリンスタンドに
立ち寄る事に。保安官に連絡をするため。
しかしガソリンスタンドで出会った老婆こそ、これから彼等が
体験する恐怖の序章にすぎなかったのだった・・・。



この5人左からアンディ。ペッパー。ケンパー。エリン。モーガン。


>>>>>>>>>>>>かんそう
殺人鬼レザーフェイスがカッコ良かったです。エプロン血まみれで。
「悪魔のいけにえリメイク」とゆう作品なんですが、元ネタの
「悪魔のいけにえシリーズ」を見ていないのが駄目ですねーハナゲ;;;
でもリメイクは一本で楽しめるので、これはこれですごいファンに
なってしまいましたよ(´V`)5人の襲われ方が全部違うので、それも
見ていて興奮するしレザーフェイスの殺しの手際の良さにはため息
出ちゃいました。まるで精肉工場の解体か何かをしているみたい。
実際そうゆう仕事をしている男、とゆう設定なんだそうです。
最初のシーンに登場するローレン・ジャーマン演じる少女がイイ!
狂っている演技すごくイイ!顔つきがすごいカコ良かったです!!
頭を打ち抜くシーンも物語中一番好きかもしれない。うん好きです!


あとなんか静かなんですね、音楽が無いとゆうか。
だから余計チェーンソーの音が響くし、すごい怖い雰囲気が出来てて。
音で怖がらすホラーも好きなんですが洋画ホラーでゾクゾクしたのは
案外無かったので、おもしろかったです。


劇中にレザーフェイスの母親らしき人が出てくるんですが、
「トーマス・ヒューイット!」と叫ぶシーンがあるんです。
(トーマス・ヒューイットとはレザーフェイスの名前です)
そうしたらおっかないレザーフェイスが身体を丸めて言いつけ
通りに行動するんですね。なんかちょっと可愛かったよ(´▽`)
でもレザーフェイスをはじめとする殺人一家は壮絶!!
殺害・解体は全てレザーフェイスがやるんですけど、それまで
獲物(人間)をいかに殺しやすくするか、を考えるのが
他の家族達なんです。そして一家は人々から疎外されていて
「殺し」について何のためらいも無いから又々やっかい!!
レザーフェイスの母親は
「お前のような若者が私の息子を笑いものにするんだよ!」
とエリン(主人公)に怒鳴っていました。
なんだか人種差別の問題性も映し出されていて、一途に
「エリン逃げろ!」と思えなかった部分がありました。


そしてレザーフェイスはいつもマスクを被っています。
ビニールのマスクではなく殺した人間の出来立てホヤホヤ
「人皮マスク」を。レザーフェイスの元の顔は、鼻はモゲ
皮膚もただれていて、病気なんだそうです。
ソレが理由で一般社会へ行く事も出来ず、幼い頃から
いじめられていたとゆうので、母親やその家族が
社会を怨むのもやむ終えない、とゆう設定でした。


しかし、やっぱり一言も喋る事なく一心不乱に追ってくる
レザーフェイスは無情な殺人鬼そのもの!怖いです。